読書録

読んだ本の記録として

「ゼロ秒思考」のすすめ

どうもmodsです。
物事を考えているつもりが前進してない。
同じ考えばかり堂々巡りしてしまう。
どうすれば思い悩んだりせず、思考を深めていけるのか。
そのような悩みを抱える方にオススメなのが「ゼロ秒思考」です。
ゼロ秒思考  頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

 

 

「ゼロ秒思考」とは

「ゼロ秒思考」とは何でしょうか?
それは、瞬時に現状を認識し、課題を整理し、解決策を考え、どう動くべきか意思決定できることです。
 
優れたリーダーや経営者は即断即決ができます。
なぜそのようなことができるのでしょうか?
それは、普段からその問題について考えているからです。
常にアンテナを張って、情報収集するとともに、どんなことに対しても、仮説を立て、検証をしています。
だから、いざ問題に直面した時に、すでに考えてあった対策を打ち出すことができるのです。
 

思考は言葉によってなされる

そもそも考えるとは、どのようなことでしょうか?
考えること、つまり思考とは、言葉にすることです。
頭の中はモヤモヤしていることが多く、様々な言葉が浮かんでは消えるため、それらを明確にするには、書き出すことが重要です。
 

書き出すことで、頭が整理される

頭に浮かぶこと、揺らいでいることを言葉にし、書き出すことで、モヤモヤがほとんどなくなります。
そうすると、今心配しても仕方がない心配事や、なんとなく気になっている懸念事項などが整理され、本当に大事なことだけが見えてきます。
そうすると、大事なこと以外は気にならなくなり、常に大事な課題に集中できます。
書き出すことで、自分の置かれた状況、目の前の課題が素早く可視化され、優先順位も明確になるのです。
 

ゼロ秒思考をつくる、「メモ書き」のすすめ

「メモ書き」すると、頭の中が整理でき、物事の優先順位がつけられ、順番に課題解決ができます。
常に頭の中が整理されているので、感情に流されることも減ります。
そうすれば、次々に成果が上げられ、結果として自信がつきます。
メモ書きによって、ゼロ秒思考が身につき、仕事での急成長に結びつくのです。
 
***
 
本書では、具体的なメモ書きの方法が書かれています。
メモ書きによって、ゼロ秒思考を身につければ、頭がキレるようになり、会社の評価も上がることでしょう。
興味のある方は、ぜひ手に取って実践されてみてはいかがでしょうか。 
ゼロ秒思考  頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

 

 

「センス」とは、知識の集積

どうもmodsです。
センスの良さは生まれつきではない。
そう書かれているこちらの本をご紹介します。 
センスは知識からはじまる

センスは知識からはじまる

 

 

「センス」とは、数値化できない事象を最適化すること

そもそも「センスの良さ」とは何でしょうか?
おしゃれも、かっこよさも、かわいらしさも、数値化できません。
しかし、そのシーン、そのとき一緒にいる人、自分の個性に合わせて服装の良し悪しを判断し、最適化することはできます
それを、かっこいい、センスが良い、と言うのです。
 

「普通」こそ、センスの良し悪しを測る唯一の道具

センスは、数値化できないため、分かりにくいものです。
それでは、センスの良い商品をつくるには、どうすればいいのでしょうか?
それは、普通の感覚を確認することです。
 
そもそも、普通とは何でしょうか?
普通とは、良いものが分かることであり、悪いものも分かるということです。
その両方を知ることで、一番真ん中が分かるようになります。
「普通よりちょっと悪いもの」「普通よりちょっと良いもの」「普通よりすごく良いもの」といったことが、普通という定規で測れるようになります。
つまり、普通を知ることで、ありとあらゆるものをつくり出せるのです。
 

「センス」とは、知識の集積

センスが良くなりたいなら、普通を知ること。
では、普通を知るには、どうすればいいのでしょうか?
それは、知識を得ることです。
 
例えば、「あいうえお」しか知らない人と、50音全て知っている人では、どちらが人を喜ばせる文章を書けるでしょうか?
センスの良い文章を書くには、言葉をたくさん知っていた方が、圧倒的に有利だと言えます。
この例によらず、仕事や生活においても、知識があればあるほど、その可能性を広げることができます。
つまり、センスとは知識の集積だと言えるのです。
 
***
 
センスが良い人って、その事象に関する知識が豊富な人だったんですね。
センスは生まれつきではなく、努力次第で磨けるということです。
こちらの本には、センスの磨き方のメソッドも記載されています。
興味のある方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
センスは知識からはじまる

センスは知識からはじまる

 

 

 

ウケるアイデアは「ベタ」+α

どうもmodsです。
企画の仕事をしているが、なかなか良いアイデアが浮かばない。
そういう方も多いのではないでしょうか。
今回は、前回に引き続き、こちらの本から、ウケるアイデアを生み出すメソッドをご紹介します。
企画は、ひと言。

企画は、ひと言。

 

 

「ベタ(定番)」の力を利用する

経験や知識がなければ、優れたアイデアや、ウケるアイデアは生み出せない。
そう考えている人も多いのではないでしょうか?
しかし、そんなことはありません。
「ベタ」を活用することで、数多くの優れたアイデアが生み出されています。
 
ベタとは、今までにあったものに例えること。
ベタな定番に、+αを加えることで、新しい価値を生み出すことができます。
例えば、「エイリアン」は、[ジョーズ]をベースに、舞台を[宇宙]にアレンジしたもの。
イデアとは、既存の要素の新しい組み合わせで生まれるのです。
 
次からは、具体的な+αのメソッドを、4つご紹介します。
 

①掛け算する

意外なものを掛け合わせることで、予期せぬ化学反応が起こり、新しい価値を生むことがあります。
意外性が大きいほど、付加価値が増すと言えます。
 
<例>
・「いちご」✕「大福」=「いちご大福」
・「焼きそば」✕「パン」=「焼きそばパン」
 

②引き算する

これまでにあったものを「なくす」ことで、新しい価値を生むことがあります。
なくすものが大胆であればあるほど、インパクトは強くなります。
 
<例>
・「扇風機」ー「羽根」=「羽根のない扇風機」
・「ブラジャー」ー「ストラップ」=「ヌーブラ」
 

③変化させる

これまでにあったものの「サイズ」「形」「味」「匂い」を変えることで、新しい価値を生むことがあります。
「もしこれが〜だったら」と想像してみると、新たなアイデアが生まれるかもしれません。
 
<例>
・「刻み海苔バサミ」⇒「手動式シュレッダー」[用途変化]
・「丸型鉛筆」⇒「六角形鉛筆」(転がらない)[形状変化]
 

④ひっくり返す

これまで当たり前だと思っていたものをひっくり返すことで、新しい価値を生むことがあります。
常識にとらわれず、何でもひっくり返して考えてみることが大切です。
 
<例>
・「ブラジャーは胸を大きく見せるもの」⇔「小さく見せるブラ」
・「アイドルは高嶺の花」⇔「会いにいけるアイドル」
 
***
 
上記の方法を使いこなせば、新しいアイデアをスムーズに生み出せるかもしれません。
ぜひ、こちらの本を読んで、実践されてみてはいかがでしょうか。
企画は、ひと言。

企画は、ひと言。

 

 

企画は、ひと言。「5つのS」でうまくいく

どうもmodsです。
優れた企画は「ひと言」で言える。
そのキャッチコピーに惹かれ、こちらの本を読んでみました。
企画は、ひと言。

企画は、ひと言。

 

 

なぜ良い企画は「ひと言」で言えるのか?

長々と説明された企画よりも、たった「ひと言」で説明された企画の方が人々の心を動かします。
なぜなら、「5つのS」で表される「ひと言」ならではの”強み”があるからです。
5つの「S」とは、下記になります。
①Short
②Simple
④See
⑤Share
 
それぞれ順を追って説明していきます。
 

①Short

「ひと言」なので、短くて当たり前です。
話すなら10秒以内、文章なら30字以内です。
では、なぜ、短い方がいいのでしょうか?
それは、言葉は短ければ短いほど「強く」なるからです。
 
<例>
「お前はもう死んでいる」
「モノより思い出」
 
短いひと言には、ごちゃごちゃ長く語られるよりも、人々の心を動かすパワーを持つのです。
 

②Simple

ひと言で言えない企画には、「シンプルな軸」がありません。
逆に「シンプルな強い軸」があれば、良い企画と言えます。
なぜなら、この企画の売りはコレだ!と言い切れるからです。
企画の売りを言い切れるものは、他者に説明がしやすく、案が通りやすくなります。
 

Sharp

企画のキモとなる本質は何か。
それを研ぎ澄まし、切れ味のいいナイフのように、シャープな「ひと言」で言い切ることができれば、相手の心に深く突き刺さります
「刺さる」とは、インパクトがある」ということです。
インパクトのあるアイデアは、人々を行動に駆り立てます。
 

④See

企画を実現に導くのは、ただの「ひと言」ではなく、「見えるひとこと」です。
ひと言で、相手の頭のスクリーンに映像を浮かべることができれば、企画は通りやすくなります。
なぜなら、企画を採用する側が、「よくわからないもの」「勝算が見えないもの」にはGOサインが出せないからです。
いい企画には「画」が浮かぶことが重要不可欠です。
 

⑤Share

任天堂が発売したゲーム機「Wii」。
開発チームがつくったひと言は、「家族全員に触ってもらえるゲーム」でした。
このひと言は、企画に関わる色々な人たちが、「自分の役割は何か」をイメージすることができました。
つまり、シェアできる力があったのです。
シェアできるひと言は、人々を巻き込みます
それによって、次々と新しいアイデアが湧いてくるのです。
 
***
 
とても覚えやすくシンプルな「5つのS」。
これを意識すれば、良い企画が浮かぶかもしれません。
企画立案で悩んでる方、良いアイデアが浮かばない方は、ぜひ活用されてみてはいかがでしょうか。
企画は、ひと言。

企画は、ひと言。

 

 

「強いコトバ」のつくり方

どうもmodsです。
早速ですが、驚くべきデータを知りました。
世の中の情報量は、10年前に比べ、なんと530倍にもなったそうです。
このような情報が溢れている時代では、個性のない普通のコトバはスルーされてしまいます。
どうすれば、人の感情を動かす「強いコトバ」をつくれるのか。
そのメソッドが、こちらの本に書いてありました。 
伝え方が9割

伝え方が9割

 

 

強いコトバとは、心を動かす「コトバエネルギー」のあるコトバ

強いコトバをつくるのに必要な「コトバエネルギー」はどのように生み出すのでしょうか。
それは、ジェットコースターの原理と同じように、コトバに高低差をつければよいのです。
 
例えば、
「あなたが好き」
より、
「嫌いになりたいのに、あなたが好き」
の方が高低差があり、強いコトバになります。
 
それでは、強いコトバをつくるためのメソッド5つをご紹介します。
 

①サプライズ

「サプライズワード」を付け加えることで、単調なコトバを、インパクトのあるコトバへ変えることができます。
 
プライズワードには、下記のようなものがあります。
「◯◯!」「そうだ、◯◯」「あ、◯◯」「信じられない、◯◯」
 
<実際に使ってみた例>
「そうだ、京都行こう」
「あ、小林製薬
 

②ギャップ法

伝えたいコトバと正反対のコトバを付け加えることで、人の胸を打つ感動的なコトバをつくることができます。
 
<実際に使ってみた例>
「No.1にならなくてもいい、もともと特別なOnly one」
「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!」
 

③赤裸々法

体温を感じさせる「赤裸々ワード」を付け加えることで、イキイキとした生命力あふれるコトバにすることができます。
 
赤裸々ワードには、下記のようなものがあります。
「のどがカラカラ、◯◯」「顔が真っ赤、◯◯」「頭の中が真っ白、◯◯」
 
<実際に使ってみた例>
「のどがカラカラ、感動の映画でした」
「思い出しても顔が真っ赤になるくらい、素敵な夜でした」
 

④リピート法

伝えたいコトバをリピートするだけで、記憶に残る感情のこもったコトバにすることができます。
 
<実際に使ってみた例>
「人民の、人民による、人民のための政治」
「さいた〜さいた〜チューリップのはなが〜♪」
 

⑤クライマックス法

「クライマックスワード」を付け加えることで、聞き手の集中力を高める強いコトバをつくることができます。
 
クライマックスワードには、下記のようなものがあります。
「ここだけの話ですが、◯◯」「これだけは忘れないでください、◯◯」「ワンポイントアドバイスですが、◯◯」
 
<実際に使ってみた例>
「ここだけの話ですが、私には子供がいます」
「これだけは忘れないでください、私には妻がいます」
 
✳︎✳︎✳︎
 
心を動かすコトバはつくれる。
そのことをこの本から学びました。
人の心を動かしたい方、自分の思いを伝えたい方、ぜひこの本を手に取って、読んでみてはいかがでしょうか。

とってもシンプルな「引き寄せの法則」

どうもmodsです。
引き寄せの法則」を知ったものの、今ひとつピンとこない。
どのようにすればいいか分からない。
今回ご紹介するのは、そういった方におすすめのこちらの本。

あなたの「波動」が現実を引き寄せる

「波動」とは、人間が身体から発信している目に見えないエネルギーです。
良い波動は、あなたにとって良い現実を引き寄せ、悪い波動は、あなたにとって悪い現実を引き寄せます。
あなたの出している波動は、あなたの感じている気分感情によって変化します。
あなたの気分が良い時は、あなたは良い波動を出しており、嫌な気分の時は、悪い波動を出しています。
 

あなたの「思考」から感情や気分が生み出される

良い気分、悪い気分、それは何によって決まるのでしょうか。
それは、あなたが考えていることによって決まります。
例えば、仕事で嫌なことがあって、そのことばかりを考えていれば、悪い気分になります。
しかし、その後、友人と一緒に楽しい時間を過ごせば、良い気分になれます。
あなたの気分は、起こった出来事ではなく、自分の思考の向け次第で変化します。
つまり、自分が選んだ思考によって感情や気分が決まるのです。
 
▼「思考が現実化する」流れ
「思考」⇒「感情・気分」⇒「波動」⇒「現実」
 

良い波動を保つことが重要

あなたが現実を変えたいと思う時、まず変えるべきなのは、あなたの思考です。
あなたが良い波動をなるべく保つために、少しでも良い気分になれる思考を選択する必要があります。
人がどうこう、とうことはあまり意識せず、自分の考えや自分のやりたいことを意識の中心に据えて、生活すること
自分の本心から考え、それに沿って行動すれば、良い波動を保つことができ、少し先の未来を自分で創っていくことができます。
 

自分中心の考え方が、他人に好影響を及ぼす

引き寄せの法則を活用するには、良い意味で自己中心的でなければなりません。
しかし、だからと言って、他人のことはどうでもよい、ということではありません。
とにかく「自己中心的」になって、自分を満たしてあげないと、他人のためになることなんてできない、ということです。
まず、自分が喜ぶことをすること。
自分が喜ぶことをしていたら、他人も喜んでくれた、これが本来の順序です。
 
例えば、老人の方に電車で席を譲る、という行為は、「自分が譲りたかったから譲れて良かった」、「そんな自分って素敵だ」という風に考えると、自分が良い気分になるため、波動が上がり、自分だけじゃなく、他人にも良い影響があります。
「何かをするか、しないか」ではなく、あくまで「その時、あなたがどんな気分なのか」が大事なのです。
 
***
 
良い気分でいることが、良い現実を引き寄せる。
実は、とってもシンプルな法則です。
ぜひこの本を読んで、「引き寄せの法則」を実践してみてはいかがでしょうか。

あなたの言葉、伝わっていますか?

どうもmodsです。
あなたの思い、言いたいこと、伝わっていますか?
今回ご紹介するのはこちらの本。
伝わっているか?

伝わっているか?

 

 

答えはいつも相手に中にある

自分の思いを「伝えよう」と思えば、思うほどうまくいきません。
それはなぜか?
「伝える」ことばかり考えていると、結局、相手のことを考えず、自分の意見を押し通すエゴになってしまうからです。
それとは逆に「相手に伝わること」を考えると、どうでしょう?
「相手に伝わる」ようにするためには、相手のことをたくさん想像しなければなりません。
そうすると、相手が好きなことや、してほしいことが頭に浮かんできます。
そんな風に「相手のしてほしいことを想像する」のがコミュニケーションには大切なのです。
 
こちらの本では、相手の気持ちになって、こちらの要望を通すための「20の伝わるメソッド」が紹介されています。
今回はその中から、いますぐ使えるメソッド3つご紹介します。

 

①「だけしか」

人は限定されると、特にいらないモノでも、突如欲しくなったり、特別な存在に感じたりします。
 
<例>
「こだわりのハンバーグ」
⇒「1日10皿限定。こだわりのハンバーグ」
 
「特別セール」
「特別セール。お一人様、1つまで。」
 
「君が好きです。」
「一度だけ言うよ。君が好きです。」
 

②「選ばれてマス」

人は、みんなと違うと心配になります。
だから、みんなが言ってる、持ってるという情報は「安心」と「焦り」を生み、強く心を動かします。
 
<例>
全米が泣いた、感動ムービー!」
「店長のおすすめ!全米が泣いた、感動ムービー!」
 
「当店おすすめのワイン10選」
「ワインおたくの田中さんが選んだワイン10選」
 
「これ、おすすめのファンデーションですよ。」
「これ、おすすめのファンデーションですよ。実は、バイトの女子、全員買ったんです。」

 

③「アゲサゲ」

人に何かのお願いをする時、最初にハードルを上げて、無理めな要求をした後、ハードルを下げて本当の要求をすると、すんなり通りやすくなります。
 
<例>
「リビングの掃除やってよ。」
「リビングとお風呂の掃除やってよ。嫌なら、リビングぐらいやってよね。」
 
「海外旅行に連れて行って!」
「海外旅行に連れて行って。無理なら、温泉でいいよ。」
 
「野菜はぜんぶ、残さずに食べなさい。」
「野菜はぜんぶ、残さずに食べなさい。嫌なら、ニンジンだけは残さず食べなさい。」
 
***
 
「伝わるメソッド」を使えば、大切な気持ちが相手に伝わるようになりますよ。
こちらの本を読んで、仕事、恋愛、暮らしに役立ててみてはいかがでしょうか。
伝わっているか?

伝わっているか?