読書録

読んだ本の記録として

ウケるアイデアは「ベタ」+α

どうもmodsです。
企画の仕事をしているが、なかなか良いアイデアが浮かばない。
そういう方も多いのではないでしょうか。
今回は、前回に引き続き、こちらの本から、ウケるアイデアを生み出すメソッドをご紹介します。
企画は、ひと言。

企画は、ひと言。

 

 

「ベタ(定番)」の力を利用する

経験や知識がなければ、優れたアイデアや、ウケるアイデアは生み出せない。
そう考えている人も多いのではないでしょうか?
しかし、そんなことはありません。
「ベタ」を活用することで、数多くの優れたアイデアが生み出されています。
 
ベタとは、今までにあったものに例えること。
ベタな定番に、+αを加えることで、新しい価値を生み出すことができます。
例えば、「エイリアン」は、[ジョーズ]をベースに、舞台を[宇宙]にアレンジしたもの。
イデアとは、既存の要素の新しい組み合わせで生まれるのです。
 
次からは、具体的な+αのメソッドを、4つご紹介します。
 

①掛け算する

意外なものを掛け合わせることで、予期せぬ化学反応が起こり、新しい価値を生むことがあります。
意外性が大きいほど、付加価値が増すと言えます。
 
<例>
・「いちご」✕「大福」=「いちご大福」
・「焼きそば」✕「パン」=「焼きそばパン」
 

②引き算する

これまでにあったものを「なくす」ことで、新しい価値を生むことがあります。
なくすものが大胆であればあるほど、インパクトは強くなります。
 
<例>
・「扇風機」ー「羽根」=「羽根のない扇風機」
・「ブラジャー」ー「ストラップ」=「ヌーブラ」
 

③変化させる

これまでにあったものの「サイズ」「形」「味」「匂い」を変えることで、新しい価値を生むことがあります。
「もしこれが〜だったら」と想像してみると、新たなアイデアが生まれるかもしれません。
 
<例>
・「刻み海苔バサミ」⇒「手動式シュレッダー」[用途変化]
・「丸型鉛筆」⇒「六角形鉛筆」(転がらない)[形状変化]
 

④ひっくり返す

これまで当たり前だと思っていたものをひっくり返すことで、新しい価値を生むことがあります。
常識にとらわれず、何でもひっくり返して考えてみることが大切です。
 
<例>
・「ブラジャーは胸を大きく見せるもの」⇔「小さく見せるブラ」
・「アイドルは高嶺の花」⇔「会いにいけるアイドル」
 
***
 
上記の方法を使いこなせば、新しいアイデアをスムーズに生み出せるかもしれません。
ぜひ、こちらの本を読んで、実践されてみてはいかがでしょうか。
企画は、ひと言。

企画は、ひと言。