ウケるアイデアは「ベタ」+α
「ベタ(定番)」の力を利用する
そう考えている人も多いのではないでしょうか?
しかし、そんなことはありません。
「ベタ」を活用することで、数多くの優れたアイデアが生み出されています。
ベタとは、今までにあったものに例えること。
ベタな定番に、+αを加えることで、新しい価値を生み出すことができます。
例えば、「エイリアン」は、[ジョーズ]をベースに、舞台を[宇宙]にアレンジしたもの。
アイデアとは、既存の要素の新しい組み合わせで生まれるのです。
次からは、具体的な+αのメソッドを、4つご紹介します。
①掛け算する
意外なものを掛け合わせることで、予期せぬ化学反応が起こり、新しい価値を生むことがあります。
意外性が大きいほど、付加価値が増すと言えます。
<例>
・「いちご」✕「大福」=「いちご大福」
・「焼きそば」✕「パン」=「焼きそばパン」
②引き算する
これまでにあったものを「なくす」ことで、新しい価値を生むことがあります。
なくすものが大胆であればあるほど、インパクトは強くなります。
<例>
・「扇風機」ー「羽根」=「羽根のない扇風機」
・「ブラジャー」ー「ストラップ」=「ヌーブラ」
③変化させる
これまでにあったものの「サイズ」「形」「味」「匂い」を変えることで、新しい価値を生むことがあります。
「もしこれが〜だったら」と想像してみると、新たなアイデアが生まれるかもしれません。
<例>
・「刻み海苔バサミ」⇒「手動式シュレッダー」[用途変化]
・「丸型鉛筆」⇒「六角形鉛筆」(転がらない)[形状変化]
④ひっくり返す
これまで当たり前だと思っていたものをひっくり返すことで、新しい価値を生むことがあります。
常識にとらわれず、何でもひっくり返して考えてみることが大切です。
<例>
・「ブラジャーは胸を大きく見せるもの」⇔「小さく見せるブラ」
・「アイドルは高嶺の花」⇔「会いにいけるアイドル」
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上記の方法を使いこなせば、新しいアイデアをスムーズに生み出せるかもしれません。
ぜひ、こちらの本を読んで、実践されてみてはいかがでしょうか。