読書録

読んだ本の記録として

「センス」とは、知識の集積

どうもmodsです。
センスの良さは生まれつきではない。
そう書かれているこちらの本をご紹介します。 
センスは知識からはじまる

センスは知識からはじまる

 

 

「センス」とは、数値化できない事象を最適化すること

そもそも「センスの良さ」とは何でしょうか?
おしゃれも、かっこよさも、かわいらしさも、数値化できません。
しかし、そのシーン、そのとき一緒にいる人、自分の個性に合わせて服装の良し悪しを判断し、最適化することはできます
それを、かっこいい、センスが良い、と言うのです。
 

「普通」こそ、センスの良し悪しを測る唯一の道具

センスは、数値化できないため、分かりにくいものです。
それでは、センスの良い商品をつくるには、どうすればいいのでしょうか?
それは、普通の感覚を確認することです。
 
そもそも、普通とは何でしょうか?
普通とは、良いものが分かることであり、悪いものも分かるということです。
その両方を知ることで、一番真ん中が分かるようになります。
「普通よりちょっと悪いもの」「普通よりちょっと良いもの」「普通よりすごく良いもの」といったことが、普通という定規で測れるようになります。
つまり、普通を知ることで、ありとあらゆるものをつくり出せるのです。
 

「センス」とは、知識の集積

センスが良くなりたいなら、普通を知ること。
では、普通を知るには、どうすればいいのでしょうか?
それは、知識を得ることです。
 
例えば、「あいうえお」しか知らない人と、50音全て知っている人では、どちらが人を喜ばせる文章を書けるでしょうか?
センスの良い文章を書くには、言葉をたくさん知っていた方が、圧倒的に有利だと言えます。
この例によらず、仕事や生活においても、知識があればあるほど、その可能性を広げることができます。
つまり、センスとは知識の集積だと言えるのです。
 
***
 
センスが良い人って、その事象に関する知識が豊富な人だったんですね。
センスは生まれつきではなく、努力次第で磨けるということです。
こちらの本には、センスの磨き方のメソッドも記載されています。
興味のある方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
センスは知識からはじまる

センスは知識からはじまる