読書録

読んだ本の記録として

キャッチコピー力を上げる3つのメソッド

どうもmodsです。
前回の記事で、何を伝えるか=「What to say」についてお伝えしました。
今回は、どう伝えるか=「How to say」についてお伝えしようと思います。
前回に引き続き、こちらの本からのご紹介です。 
読むだけであなたの仕事が変わる 「強い文章力」養成講座

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人が読みたい文章とは?

人が読みたいと思う文章とは、どのようなものでしょうか?
面白い文章?
感動的な文章?
それとも、新鮮な情報が書かれた文章でしょうか?
 
答えは、自分に関係のある文章です。
わたしたちは毎日、テレビやネット、本・雑誌などから、たくさんの情報を得ています。
ネットが発達した現代では、その情報量が膨大なものとなり、脳がすべての情報を処理することはできません。
そのため、自分にとって関係のない文章はスルーされてしまうのです。
ではどうすれば、自分に関係ある文章だと思ってもらえるのでしょうか?
 
 

読まれる文章を書くために必要なものとは?

自分に関係ある文章だと思ってもらうには、キャッチコピーで相手の心をつかむこと
これが何より重要です。
キャッチコピーとは、商品の広告などに用いられる見出しとなるフレーズのこと。
つまり、文章の顔です。
顔を見て、興味を持たれなければ、中身の文章を見ようとは思いません。
 
人間だってそうですよね。まずは顔から判断します。
顔が良ければ、その人をもっと知りたいと思います。
文章も同じというわけです。
読まれるに文章を書くには、キャッチコピー力が大切なのです。
 
それでは本書から学んだ、キャッチコピー力を上げる3つのメソッドをご紹介します。
 
 

①具体的に書く

抽象的な表現を避けるだけでも、言葉は格段に強くなります。
 

<例>

・迅速な
 ⇒当日中に必ずお返事
・豊富なバリエーション
 ⇒32種類ものバリエーション
・丁寧な
 ⇒すべての行程を手作業で仕上げた
 
具体的な日付数字場面がイメージできるような表現を使うことで、強いキャッチコピーになるというわけですね。
 
 

②異質な言葉を組み合わせる

普段出会うことのない異質な言葉を組み合わせることで、化学反応が起き、印象的な言葉にすることができます。
 

<例>

・「おいしい」+「生活」=おいしい生活
・「草食」+「男子」=草食男子
・「こども」+「店長」=こども店長
 
どれも平凡な言葉ですが、普段出会わないギャップによって、印象的な強い言葉になっていることが分かりますね。
 
 

③短く言い切る

短くして言い切ることで強い言葉になります。
 

<例>

・ダイエットの肝はおしりにあった
 ⇒女って、おしり
・とりえや才能がなかったり、やりたい事がみつかってないからこそ東大へ入っておくべきだ
 ⇒バカとブスこそ、東大へ行け!
 
長々と書かれた文章よりも、ピシっと短く言い切った言葉の方が強烈ですし、読む気になりますね。
 
***
 
ブログでも、たくさんの方に見てもらうにはタイトルが大事です。
そのためには、本書で学んだキャッチコピー力を上げる3つのメソッドを実践しようと思います。
興味を持たれた方は、ぜひ手にとって読んでみてはいかがでしょうか。
読むだけであなたの仕事が変わる 「強い文章力」養成講座

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