読書録

読んだ本の記録として

お金は寝かせて増やす!インデックス投資とは?

どうも、modsです。

みなさんは投資をしていますか?

僕は最近、とある投資方法を学び、今後実践していくことを決めました。

理由は、手間がかからず、リスクが少ないからです。

その投資方法が書かれた本がこちら。

お金は寝かせて増やしなさい

お金は寝かせて増やしなさい

 

 

インデックス投資」とは?

世界中に分散したインデックスファンド積み立て投資して長期保有することです。

「インデックスファンド」って?

「積み立て投資」って何?

それは後ほど説明します。

 

インデックス投資がオススメの理由

インデックス投資がオススメの理由は、主に3つあります。

 

1. 手間がかからない

基本的には、世界中の株や債権に分散したインデックスファンドを、毎月定期的に同じ金額を積み立てて、あとは寝かせておくだけ

銘柄選択もしなければ、投資タイミングをはかる必要もありません。

 

2. 世界標準のスタンダードな投資法

金融のプロである世界中の年金基金や信託銀行、生命保険会社などの機関投資家の間では、スタンダードな投資法として積極的に採用されています。

例えば、公的年金を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の運用資金のうち77%インデックス運用されています。

 

3. お金の基礎知識として日常生活に役に立つ

最近は、自分で運用商品を選ぶ形の確定拠出年金を採用する企業が増えており、会社で研修を受けさせられるそうです。

ところが、確定拠出年金の研修テキストが、ほとんどそのままインデックス投資の教科書そのものなのです。

また、近年増えている金融詐欺についても、インデックス投資の標準的なリターン水準を知っていれば、詐欺師がうたっている「確実に年利10%」とか「10年で10倍」などという高リターンがあり得ないインチキレベルであることがすぐにわかるはずです。

 

投資信託」とは?

インデックスファンドは、投資信託という金融商品の一種です。

投資信託とは、私たち投資家から集めたお金をひとつの大きな資産としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する金融商品です。

 

投資信託のメリット

投資信託のメリットは3つあります。

 

1. 少額から購入できる

投資信託たったの100円で始められます。

投資はお金持ちがするものではなく、大人であれば誰だって始めることができます。


2. たくさんの銘柄の株式や債権に分散投資できる

個人では投資しにくい国や地域にも分散投資することができます。

「卵はひとつのカゴに盛るな」という有名な投資の格言があります。

特定の銘柄だけに投資をするのではなく、複数の銘柄に投資した方が良いという教えです。

 


3. 運用に携わる金融機関が破綻しても資金が守られる

投資信託は、販売会社運用会社信託銀行という3つの金融機関が運用に携わりますが、そのいずれかが破綻したとしても、投資額にかかわらず投資した資産は制度的に守られています。

 

投資信託のデメリット

投資信託には、デメリットもあります。

 

1. 持っているだけで手数料がかかる

主に、下記の3つがあります。

  1. 購入時手数料
  2. 運用管理費
  3. 信託財産留保額

1と3に関しては、0%のインデックスファンドがあるため、これを選べば問題ありません。

しかし、2に関しては、投資信託を持っている間は、毎日かかるので、運用管理費ができるだけ低い投資信託を選ぶことが重要です。

 

2. すぐに大儲けはできない

投資信託は、ある会社の株式を1銘柄だけ持っている時と比べると、価格の上昇や下落が緩やかなので、すぐに大儲けすることはできません。
ただし、長い間時間をかければ、着実に資産形成をすることができます
それも、やり方次第では、ほとんど手間をかけずに可能です。

 

買うのは「インデックスファンド」だけ

投資信託には大きく分けて、「インデックスファンド」「アクティブファンド」の2種類があります。

 

インデックスファンドとは?

各種指数(インデックス)に連動する運用成果を目指す投資信託のことです。

各種指数には、日経平均株価TOPIX東証株価指数)などの株式市場の動向を表すインデックスなどがあり、多くの場合、「市場平均」を表しています。

インデックスファンドは、これらインデックスの動きにぴったり連動するように運用されます。

 

アクティブファンドとは?

インデックスを上回る運用成果が得られるように、専門家が投資先や売買のタイミングを判断して運用を行う投資信託です。

 

アクティブファンドのほとんどがインデックスに勝てない

実は、驚いたことに、インデックスファンドの方が圧倒的によい運用成果を上げています。

この傾向は世界的に同じ結果が出ており、大半のアクティブファンドがインデックスに負けています。

その理由が、手数料(コスト)が高いことだと言われています。

なんと、インデックスファンドの8.5倍もの手数料が毎日、毎日、投資信託の信託財産の中から抜き取られており、これでは、儲かるものも儲かりません。

 

基本はひたすら「積み立て投資」

積立投資は、定期的に、例えば、毎月、一定金額で同一の投信を購入することを継続します。

毎月購入するので、購入価格が平準化され、市場が最高値の時にまとめて投資してしまうことや、最安値の時に買い損ねてしまうことを避けることができます。

また、基本的に買い持ち(バイ&ホールド)が特徴です。

つまり、寝かせて増やすのです。

投資対象は、「世界経済の成長」であれば、世界全体が同時に崩壊して全くの無価値になってしまうことはありません。

つまり、世界中に分散された株や債券のインデックスファンドこそ、積み立て投資に最適です。

「投信積み立てサービス」を利用すれば、一度積み立てする銘柄と金額を設定するだけで、それ以降に購入の手間はかかりません。

 

***

 

いかがでしょうか?

インデックス投資は、少額からたくさんの銘柄に分散投資できて、手数料も低く初心者にとって取っ付きやすい投資方法だと言えます。

本書には、具体的な実践方法オススメの銘柄について説明があり、すぐにでも始められると思います。

気になる方はぜひ本書を読み、インデックス投資を始めてみてはいかがでしょうか?

 

お金は寝かせて増やしなさい

お金は寝かせて増やしなさい

 

 

 

お金を手に入れる6つの方法とは?

どうも、modsです。

いきなりですが、質問です。
お金を手に入れる方法を3つ挙げてください。

・・・

どうでしょう?
割とすぐに思いついたのではないでしょうか?

1つ目は「かせぐ」です。
大人になれば、仕事をしてお金を稼いでいますよね。

2つ目は「ぬすむ」です。
銀行強盗やスリはお金を盗んで手に入れていますよね。

3つ目は「もらう」です。
子供の頃は、お小遣いやお年玉などで、親や親戚からお金をもらっていました。

まとめると、お金を手に入れる方法は以下になります。

  1. かせぐ
  2. ぬすむ
  3. もらう

では、これ以外に、お金を手に入れる方法を、さらに3つ挙げることはできますか?

・・・

4つ目は「かりる」です。
子供時代は親や兄弟に、大人になってからは、金融機関やローンを組んだこともあると思います。

5つ目は「ふやす」です。
銀行にお金を預けると、わずかではありますが、利息をもらうことができます。
また、株を買って、株価が上がれば、配当金をもらえます。

では、6つ目は?

・・・

その答えは、こちらの本に書いてあります。

おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密 (しごとのわ)

おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密 (しごとのわ)

中学生の男子生徒「サッチョウさん」、女子生徒「ビャッコさん」、先生「カイシュウさん」の3人が、「そろばん勘定クラブ」という奇妙なクラブを通じ、おカネについて学んでいく金融・経済系学園ドラマ(?)という珍味なスタイルの小説です。

「かせぐ」と「ぬすむ」の違いは何か?

話は変わりますが、
以下、それぞれの職業は「かせぐ」or「ぬすむ」どちらでしょうか?

  • 高利貸し
  • パチンコ屋
  • 地主

一見すると、どの職業もあまり良い印象がありませんね・・・。
どちらかと言うと、「かせぐ」より「ぬすむ」ような気がするかもしれません。

しかし、「地主」がいなければ、住むところがない人もいるでしょう。
また、利子が高くても、どうしてもお金を借りたい人もいる。
単純に、「かせぐ」or「ぬすむ」職業とは決めきれません。

では、以下の職業はいかがでしょうか?

  • サラリーマン
  • 銀行家
  • 売春婦

「売春婦」って、どうなんだろう・・・?

こちらの本では、そういった際どい職業も含め、世の中に役立つかどうかで、「かせぐ」or「もらう」or「ぬすむ」に分類していきます。

「もらう」は「フツー」で、それで十分

本書では、それぞれ以下のように分類しています。

  • 「かせぐ」→とても役に立つ
  • 「もらう」→フツー
  • 「ぬすむ」→役に立たない

公園に例えると、
「かせぐ」は、自分が来る前より公園をきれいにする人。
「もらう」は、「かせぐ」でも「ぬすむ」でもない人。使った自分の周りだけ綺麗にする人。
「ぬすむ」は、わざと公園を汚す人。

本書では、「かせぐ」「もらう」は単にお金もうけを基準にしたもので、「かせぐ」から偉いわけではなく、人それぞれが自分の役割を果たす持ち場を守ることが大切だと言います。

貸さぬも親切、貸さぬも親切

お金の貸し借りは、貸す方と借りる方、両方が冷静な時には便利で役立つ取引です。
しかし、「高利貸し」はそうした条件を満たしていません。
無理にお金を借りた人は、お金だけでなく、家族や人生そのものを失うこともあると本書は述べます。

神の見えざる手

お金を必要とする会社とお金を出す投資家が、それぞれ一生懸命に儲けようとすると、絶妙なバランスでお金が必要なところに行き渡るという仕組みであると本書では述べられています。
見えない神様の手が働いているようにお金が上手に使われ、世の中が豊かになるスピードが上がります。
不動産や株式への投資にはリスクがあり、それを引き受ける投資家は経済成長に貢献していると考えれます。

本書に登場するビャッコさんは、「地主」は、土地を持っているだけで儲かる、ずるい職業だと思っていたが、お金や土地を正しく活用するのは簡単ではなく、世の中の役に立つことなのだと学んだと言っています。

6つ目の方法とは?

お金を手に入れる方法を改めてまとめます。

  1. かせぐ
  2. ぬすむ
  3. もらう
  4. かりる
  5. ふやす
  6. ???

本書を読めば、その答えが分かります。
ヒントは、仮想通貨です。
「サッチョウさん」と「ビャッコさん」は、駄菓子屋でヒントを得て、答えを導いたようです。

***

この本を読み、様々な仕事について、考えさせられました。
世の中に役立っている仕事は、お金を「かせぐ」仕事と言え、それは一見楽してお金儲けをしようとしている「投資家」もそうなんだと知り、今までより投資に対して、イメージが変わりました。
大人だけでなく、学生の方にも勉強になる本なので、一度手に取って読まれてみてはいかがでしょうか?

おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密 (しごとのわ)

おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密 (しごとのわ)

投資家が「お金」よりも大切にしていることとは?

どうも、modsです。
30歳になり、結婚し、子供ができ、今まで以上に「お金」について考えるようになりました。
最近では、株や投資信託といった投資を始めました。 そんな時に出会ったのがこちらの本。

投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書)

投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書)

日本人は「お金」が好き

皆さんは「お金」が好きですか?
「はい、大好きです!」そんな風にストレートに答える人は、あまりいないと思いますが、生きていくためには無くてはならないものですよね。

本書によると、日本人は「お金」が好きだそうです。
ただ、それは、お金を使うのが好きということではなく、現金や預金として、お金を自分の懐に貯め込むのが好きという意味で、「お金そのもの」が好きということ。
日本人の金融資産の内訳は、アメリカやヨーロッパの国民に比べ、預金・貯金の比率が圧倒的に多く、株などの投資に掛ける比率がかなり低くなっています。

日本人はケチな民族

2009年の調査によると、アメリカでは、年間で、成人1人あたり約13万円寄付しているそうで、イギリス人は約4万円だそうです。
それに対し、日本人はいくら寄付しているでしょうか?
なんと、日本人は約2,500円とのこと。
海外に比べると、日本人がいかに寄付しないか明確ですよね。

日本人は「お金」しか信じられない

日本人はお金を貯め込み、人にお金を出したくない。
つまり、他人にお金を渡したら、自分のところにお金が返ってこないと思っているのです。
それは、人を信じず、お金を信じているということ。
そして、著者は訴えかけます。

あなたには、「お金」よりも信じられるものがありますか?
あなたには、「お金」よりも大切なものがありますか?

日本人は「清貧の思想」を美徳としている

「清貧」とは、行いが清らかで私欲がなく、そのために貧しく暮らしていること。
元々は、理想的な生き方を実現するために自らが積極的に受け入れた貧しさであり、心の貧しさではない。
「理念に生きるために、あえて豊かな生活を拒否する」という思想が、「豊かになるためには、理念を捨てて汚れなければいけない」という考え方に変わってしまったそうです。

  • 豊かになることは汚れること
  • お金持ちは何か悪いことをしてお金持ちになった
  • お金持ち=悪

本書によると、この「清貧の思想」の間違った解釈が日本をダメにしているとのこと。

「清豊の思想」でなければ成功できない

著者が断言できること。それは、

清く豊かに生きることは可能であり、また、“清豊”を目指すことが、結果的に長期間にわたって会社を成長さえることにつながる

とのこと。
自分で会社を起こし、苦労して株式上場まで果たした創業経営者の多くが賛同したそうです。
会社を起こそうとすると、ひとりでは運営ができないので、同士を募り、志に賛同した人が集まります。
経営者を信じて、納得してもらわなければ、社員が一生懸命働いてくれず、会社は成長しません。
また、お客さんから支持されて、会社は成長します。
少しでも「汚」の世界に経営者が足を踏み入れると、次第に社員全体が経営者を信じられず離れていきますし、お客さんを騙してお金儲けに走ると、長続きはしません。
清く正しくビジネスをしなければ、豊かになれないということです。

アメリカでは「お金持ち」が尊敬される

ビル・ゲイツスティーブ・ジョブズといった有名な起業家は、多くの人から尊敬されています。
それはなぜか?
ビジネスを創出し、価値を提供し、社会のため、世の中のために、貢献していると考えられているから。
成功しているということは、

  • 新しい付加価値を世の中に提供している
  • 新たな雇用を生み出している
  • 社会を活性化し、豊かにしている

新しいビジネスをつくって成功したり、お金持ちになって寄付することで、世の中に貢献することが「カッコいい」というのが、アメリカ人のスタンダードな考え方とのことです。 まさしく「清豊の思想」ですね。

投資は「お金」ではなく、「エネルギー」のやり取り

著者が定義する「投資」、それは、

いまこの瞬間にエネルギーを投入して、未来からのお返しをいただくこと

「お金」もエネルギーの中の1つ。
例えば、本を読むという行為は、「時間」というエネルギーを投入し、「知識」をお返しとして得ています。
お返し=「お金」とは限らないとのこと。

  • 会社やビジネスに投資することは、「直接的に、世の中を良くすること」
  • 自己投資は、「間接的に、自分を通して世の中を良くすること」
  • 消費をすることも投資
  • 選挙で一票入れることも投資

投資とは「明るい未来をどうつくるか」ということ

「お金」に支配された人生とは、自分のことだけを考えている「閉じた人生」。
仕事をすることでエネルギーを生み出し、消費をすることでエネルギーを使う。
そのエネルギーをどう世の中に流して、みんなと一緒に未来をつくっていくか?
そういったことを考えることこそ、「お金」について考えることであり、「お金」の哲学。
私たちは「お金」を通して、もっと社会のことや自分の人生を立体的に、奥行きのあるものとして見なければならないと著者は訴えかけます。

***

この本を読み、「お金」や「投資」に対する考えが深まりました。
「お金」について考えることは、どういった人生を送りたいか、社会に対してどのように関わっていきたいかを考えることであり、いまこの瞬間を何に投資すべきか今一度考えてみようと思いました。
「清豊」な人生を目指して頑張ろうと思います。

IoTがつくる未来

「IoT」という言葉を初めて聞いたのは2年前でしょうか。
あらゆるモノ(Things)インターネット(Internet)でつながる未来がくる。
それにより、例えば、外出中にスマホを使って家の電気を消すようなことができる、と教えてくれたのは、勤務先の取締役でした。
その時は、何だか便利な世の中が来るんだろうけど、まだまだ先のことだろう。
なんて思っていたら、最近になって「IoT」という言葉をよく耳にするようになりました。
 
そういや「IoT」って、具体的に自分たちの生活をどのように変化させていくのだろうか。
企業にとって、これからのビジネスにどのように影響していくのだろうか。
ということが気になり、こちらの本を読んでみました。 
IoTまるわかり (日経文庫)

IoTまるわかり (日経文庫)

 

 

モノがインターネットにつながるとは?

そもそも「モノ(Things)」とは何を指すのでしょうか。
本書では、デジタル機器だけでなく、アナログな物も含まれているということ。
例えば、テレビ、車、冷蔵庫、時計、眼鏡、洋服、照明、、、といった形あるものを指すようです。
 
そして、これらの「モノ」がインターネットにつながるとどうなるでしょうか。
モノがつながると、モノ同士でやりとりを行います。
このやりとりにより、あらゆる情報がインターネットを通じ、蓄積されます。
そして、これらの情報を分析することで、モノが自律的に何らかの動きを行うことが可能になり、これまでになかった新しい価値を生み出すことでできるようになると言います。
 
 

IoTの実例

本書ではいくつか「IoT」の実例が記載されていますので、ご紹介したいと思います。
 

①起床シーン

ここでのモノは「ベッド」。
ベッドは脳波を検知し、浅い眠りと深い眠りのサイクルが適切になるよう、ベッドの凹凸が自動的に微調整される。
そこに、室温や個人の睡眠状態、嗜好などを判断し、快適に起床がしやすい照明や音楽が流れる。
以前は、奥さんにたたき起こされることもあったという50代の男性だが、最近は自分で起きることができるようになった。
 

②トイレシーン

ここでのモノは「トイレ」。
便器に座ると体脂肪や体重、尿からPH、尿酸値を分析してくれる。
計測されたデータは健康センターに送られる。
毎日健康診断をするようなことが可能になり、病気の予防ができる。
 
上記のように、あらゆるモノがインターネットにつながることで得られるメリットは、あらゆるデータが容易に収集できるようになること。
そして、それらのデータを活用し、人の暮らしを快適にしたり、今まで気付かなかった欲求やビジネスチャンスを生み出すことが可能になります。
 
 

IoTがつくる未来

これからの企業は、IoTを活用し、顧客からあらゆるデータを収集し、新たなサービスやプロダクトづくりに役立てることになるでしょう。
普段、身の回りにあるモノ、例えばコップがインターネットにつながれば、利用者の意外な使い方が明らかになり、今までになかった形が生まれたり、ゴミ箱がインターネットにつながれば、捨てられたモノの情報から、何か新しいサービスが生まれるかもしれません。
モノがインターネットにつながることは、今まで周りにあったモノの形を大きく変えていくかもしれません。
そんなことを考えながら、IoTがつくる未来を心待ちしたいと思います。

仕事は人生の3割

どうもmodsです。

僕が働いているIT業界では、残業が日常茶飯事です。

仕事が趣味だと思えるぐらいじゃないと務まらない、ハードワークが当たり前…
そんな風に思っていました。
 
しかし、そんな働き方で、残り約40年も働くなんて考えられない。
働くって大変なことだ、辛く苦しいことだ、なんて思っていた時に、こちらの本に出会いました。 
筆者は、ライフネット生命の会長兼CEO。
55歳の時に当時勤めていた日本生命で子会社への出向を言い渡され、後に退職。
その後59歳で、ライフネット生命を起業されました。
 
本書では、筆者が考える、20代、30代、40代、50代、それぞれの働き方が記されています。
今回は本書から、年齢に関係なく、働き方の基本となる考え方について、ご紹介します。
 
 

仕事は人生の3割

「仕事は人生のすべてである」
学生時代、そんな風に思っていました。
だからこそ、少しでも好きなことを自分の仕事にしようと。
しかし、実際に働いてみると、いくら好きな仕事でも、そんな風にずっと働くのは難しいなと。
 
ある統計によると、日本人の年間の労働時間は、サービス残業を含めると、約2,000時間なんだそうです。
一方、1年間を時間にすると、8,760時間で、その中で労働時間23%程度
つまり、多く見積もっても、日本人の仕事が占める割合3割なんだそうです。
そう考えると、仕事が人生に占める割合って大したことがありませんね。
 
筆者は言います。
 
仕事とは、3割の時間を使ってお金を稼ぎ、そのお金で食べて、寝て、遊んで、子育てをすることである
 
「衣食足りて礼節を知る」という言葉があります。
人間は、衣服を身につけ、ご飯を食べ、確保したねぐらで眠り、遊んで、子どもを育てるという七割の人生が大切なので、それらが満たされなければ、礼儀や節度など絵に描いた餅に過ぎないということです。
つまり、何事をするにも、まずは稼がなければならないということ。
 
しかし、人間にとって仕事は必要条件ですが、その位置づけは時間の使い方からしていも3割程度でいいと筆者は言います。
 
7割の時間が人間にとっては本質的に大事なことなので、7割の時間を過ごすパートナーを見つけ、友達を見つけることが、人間の生活を健全にし、健全な次の世代を育てることにつながるのです。
 
仕事も生活も、どちらも大事なことに変わりはありません。
しかし、「デートと残業とどちらが大事なんだ」と言われて、「残業!」と答える人はいないでしょう。
人生にとって大切なのは、友人やパートナーと過ごす7割の時間だと筆者は言います。
 
***
 
この本を読んで、仕事に対する考え方が少し変わりました。
仕事は人生のすべてではない一番大切なのは仕事以外のところにあるなと。
友人や恋人と過ごす時間こそが自分を豊かに、そして幸せな気分にしてくれるのだと。
本書では、各年代における働き方について記されており、ビジネスマンなら読まれて損はないと思います。
ぜひ手にとって読まれてみてはいかがでしょうか。

「マーケット感覚」これからの社会で必要なスキル

どうもmodsです。
前回に引き続き、ちきりんさんの本を読んでみました。


人生を2回生きる働き方 - 40代からの本気のワークライフバランス - 読書録

 
今回ご紹介するのは、新刊「マーケット感覚を身につけよう」です。

 

「マーケット感覚」とは?

「マーケット感覚」とはどのようなものでしょうか?
ちきりんさんによると、「売れるものに気がつく能力」であり「価値を認識する能力」とのこと。
例えば、一見何の価値もない器も、マーケット感覚があれば「大きな価値があり、世の中で求められている=売れるモノ」と判断できると言うのです。
マーケット感覚の重要性は、今後ますます高まるようです。
それはなぜでしょうか?
 
 

ネットで市場化した社会

インターネットの普及により、世界はつながり、海外の企業が日本の市場に参入する機会が増えました。
そのことで、日本の企業は海外の企業とも戦わなければならなくなり、結果として市場の競争が熾烈化。
「日本の社会はどんどん市場化していく。それを避けることは、もはや不可能だ」と、ちきりんさんは言います。
 
 

これから売れるのは供給が少ない商品

キャビア」や「トリュフ」がなぜ高価なのか、ご存知でしょうか?
それは、供給よりも需要(欲しいと思う人)が圧倒的に多いからです。
逆に、需要よりも供給が多ければ、価格は下がります。
例えば、あるメーカーが、いくら良い性能を持ったパソコンを作ったとしても、他のメーカーも同様のモノを作れば、供給が増えることで、売れなくなってしまうのです。
 
ちきりんさんによると、「マーケット感覚のある人は、どんな良い商品を作っても、供給者が多すぎると儲からないと理解している」と言います。
例えば、ダイソンの掃除機が爆発的に売れたのは、ダイソン社しかサイクロン方式の掃除機を販売していなかったから。
また、「市場化が進む社会で高く売れるのは、よい商品ではなく、需要に比べて供給が少ない商品」だと言います。
 
このことは、供給の少ない商品をいかに生み出すかが重要だと言えます。
そのためには、他者(他社)がまだ気づいていない価値に気付くこと
つまり、マーケット感覚が重要だということです。
 
 

マーケット感覚があれば成功できる

僕が働いているIT業界は変化が早く、その時々で必要な技術も変わってきます。
この業界では、「需要が爆発する新分野での技術を持つ人(たとえレベルが高くなくても)の方が市場では引っ張りだこになる」と、ちきりんさんは言います。
例えば、スマホゲームで成功した人は、「10年前からスキルを磨いてきた人」ではなく「他社より早くスマホゲームに取り組んだ人」
マーケット感覚があれば、市場の動向をいち早く見極め、必要とされる技術やモノに取り組むことができると言えます。
 
***
 
本書では、マーケット感覚を身につけることによって得られるメリット身につけ方について、たくさんの具体例を用いて書かれており、とても分かりやすい内容になっています。
これから、マーケット感覚の有無によって、仕事や人生に大きな差が出るかもしれません。
マーケット感覚は、現代に生きる人にとって必要なモノとなってくると思います。
ぜひ手にとって、読まれてみてはいかがでしょうか。

 

人生を2回生きる働き方 - 40代からの本気のワークライフバランス

どうもmodsです。
僕は普段IT業界で働いているため、転職するのは珍しいことではありません。
変化が激しい業界なだけに、今後自分がどのような働き方をしていくべきか常に考えています。
そのヒントを見つけるべく、こちらの本を読んでみました。
未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる

未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる

 

 

社会派ブロガーとして、ネットで有名な『ちきりん』さんの著書。
論理的で斬新な考え方を、明快な文章でまとめられています。
今回は本書から、「40代で働き方を選びなおす」という考え方をご紹介します。
 
 

職業人生は2回ある

従来の働き方は、20代で就職後、定年を迎えるまでの約40年間働き続ける、というものでした。
しかし、ちきりんさんが提唱するのは、職業生活を2つに分け、前半と後半で異なる働き方をするというものです。
具体的には、以下の2つに分けます。
[前期]20代〜40代後半
[後期]40代後半〜
 
この働き方には、様々なメリットがあると言います。
例えば、前期の就職で失敗したとしても、もう一度トライするチャンスがあります。
または、前期でいろいろ試して、後期で学びを活かしてより良い選択をする
そうすれば、安全な道ばかり選択するのではなく、もっと自由に職業を選択できると言うのです。
 
 

後期はオリジナルの働き方ができる

初めて就職する時、自分が本当にやりたいことを分かっている人は稀ではないでしょうか。
自分のしたいことが分からず、結果として、周りが良いと言っている会社や職業を志望する。
初めての就職では、多くの人が定番コースを歩いてしまうのです。
このことを、ちきりんさんは「パッケージ旅行」に例えています。
 
「パッケージ旅行」とは、自分で調べなくても、道に迷うことなく、観るべきものが観れる旅行です。
何もかも分からない初めての旅行には、うってつけです。
逆に、2回目の旅行であれば、その土地のことがある程度分かっています。
それならば、自分の好きなように自由に時間を過ごせる旅行の方が良いと言えます。
 
働き方も、旅行と同じだと、ちきりんさんは言います。
前期の働き方で、就職活動、社会人として働く、結婚する、家を買う、といった定番イベントを経験。
そして、後期の働き方では、自分のやりたいことや適性がある程度明確に
社会の仕組みや、働くということも分かっています。
世間の目も以前より気にならなくなり、本当に自分のやりたいことを選択できる。
だから、後期では、オリジナルの働き方ができると言うのです。
 
 

本気のワークライフバランスの実現

さらに、この働き方によって、本気のワークライフバランスを実現できると言います。
本気のワークライフバランスとは、水曜日がノー残業デーとか、育児休暇が取れるとか、そういうことではありません。
では、どのようなものか。
 
・人生のどの期間に、
・仕事と家庭と個人の趣味のどれに、
・どの程度ずつ時間を割り当てるのか
ということを、本人が決められることであり、自分自身でワークとライフのバランスを、一定の自由度をもって設計できることを言うのです。

 

例えば、今までバリバリ働いていた人が、家族との時間を優先した働き方に変えることがあれば、故郷に帰って畑仕事をするという働き方。
または、週2、3日半年だけ働くプチ引退という働き方も提唱されています。
 
***
 
こういう考え方を取り入れ、実践する人が増えれば、今よりもっと幸せな人が増えるのではないでしょうか。
後期の働き方に向けて、前期でそれに向けて準備をする。
何か目標があれば、普段の仕事にもハリが出ます。
 
そもそも、60代で定年を迎えるまでバリバリ働くのは、大変なことです。
定年まで頑張って、老後はゆっくり過ごそうと思っても、その頃まで自由に身体が動くとは限りません。
それならば、まだ身体の自由がきく、40代で自分の本当に好きなことをやる方が良いのではないでしょうか。
お金の問題はありますが、その点に関しても、本書で補足をまとめられています。
20代の自分にとって、この先まだまだ長い職業人生ですが、仕事や将来に対してワクワク感を感じられた1冊でした。
未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる

未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる