読書録

読んだ本の記録として

残念な文章の4つの特徴

どうもmodsです。
読書録を始めて、1ヶ月半が経ちました。
ぼちぼちアクセス数が増えてきましたが、まだまださみしい感じです。
もっとたくさんの方にブログを読んでもらいたい。
読まれるブログ=文章にするにはどうすればいいか。
そんなことを思い、今回はこちらの本を読んでみました。
武器としての書く技術

武器としての書く技術

 

 

残念な文章の4つ特徴

残念な文章とは、読まれない文章のことです。
では、具体的に読まれない文章とはどのようなものでしょうか。
本書から選りすぐった4つの特徴をご紹介します。
 
 

①一文が長い

長い文章は、それなりに読ませていく技が必要です。
なので、できるだけ文章を短く、簡潔にするよう心がけましょう。
長くなりそうになったら、短く区切ってみましょう。
 
<例>
わたしは楽器が好きで10年間以上打楽器を叩いてきたのですが、英語も好きでして、こちらも10年以上続けています。
⇒わたしは楽器が好きです。10年間以上打楽器を叩いていました。英語も好きです。こちらも10年以上続けています。
 
 

②同じ語尾が続く

同じ語尾が続くと、単調で飽きられやすくなります。
なので、語尾を変化させてみましょう。
語尾に変化をつけると、文章に緩急がついて、読者を引き込ませることができます。
 
<例>
教習所の教官の中にはダメな人もいます。どういう人かというと、運転初心者相手にお説教しかしない人です。本来、教習所とは、初心者に運転を教える場所です。
⇒教習所の教官の中にはダメな人もいます。どういう人か。それは、運転初心者相手にお説教しかしない人。本来、教習所とは、初心者に運転を教える場所ですよね。
 
 

③抽象的すぎる

抽象的な文章は、筆者の言っているイメージがわきません。
イメージがわくよう、具体的な話を入れてみましょう
そうすることで、読者からの共感を得られやすくなります。
 
<例>
人類の欲には際限がありません。何かを手に入れると、さらにまた別の何かを求めます。こうなるといつまで経っても満足することはなくなってしまいます。欲を持てば持つほど幸せは遠のくのです。
⇒人類の欲には際限がありません。何かを手に入れると、さらにまた別の何かを求めます。テレビや車を手に入れたら、今度は家がほしい、海外旅行がしたい、といった具合です。こうなるといつまで経っても満足することはなくなってしまいます。わたしも以前は欲しい服を見つけると、迷わず買っていましたが、それで心が満たされることはありませんでした。実は、欲を持てば持つほど幸せは遠のくのです。
 
 

④弱気ワードが多すぎる

文章では「伝えたい思い」のエネルギー量の半分くらいしか伝わりません。
あなたが本気で文章を届けたいなら、弱気ワードはやめ、断定してみましょう
その方がパンチの効いたスッキリとした良い文章になります。
 
<例>
他人の気持ちを考えない人は仕事もできない人だと思います。
⇒他人の気持ちを考えない人は仕事もできない人です。
 
***
 
プロブロガーのイケハヤさんの著書だけあって、とても読みやすく、内容もしっかりしたものでした。
ブログのPV数を上げたい、ライティング力を高めたい。
そのような方はぜひご一読されてみてはいかがでしょうか。 
武器としての書く技術

武器としての書く技術