読書録

読んだ本の記録として

宇宙人が教えてくれた”愛”の大切さ

どうもmodsです。
今回は小説を読みました。
地球より進歩した惑星から来た宇宙人アミ。
彼は”愛”の大切さを教えてくれました。 
アミ小さな宇宙人 (徳間文庫)

アミ小さな宇宙人 (徳間文庫)

 

 

”愛”が幸せな世界をつくる

”愛”とは強さ、振動、エネルギーです。
もし、ある世界の愛の水準が低ければ、それだけその世界は不幸で、憎しみや暴力や分裂、戦争などが多く、とても自滅の可能性の高い、極めて危険な状態にあります。
逆に、愛の水準が高ければ、誰も傷つけない、みんなが幸せな世界になるのです。
私たちの最大の幸福は、人に奉仕し、援助すること。
そして、人の役に立っていると感じられることによって得られます。
 

人間の進歩とは、“エゴ”を減少させ、”愛”が育っていくようにすること

私たちの内部には障害があり、私たちの一番素晴らしい感覚である”愛”を、はばんだり、ブレーキをかけたりします。
その障害とは、“エゴ”です。
自我、自己、うぬぼれ。
私たち自身に対する間違った考え、ニセの自分。
人にエゴがたくさん育っていると、他人よりも自分がずっと重要だと考えるようになり、人を軽蔑したり、傷つけたり、利用したり、他人の人生を支配する権利まであるように思い込みます。
人間の進歩とは、エゴを減少させ、愛が育っていくようにすることなのです。
 

インテリとは、”頭”と”胸”の脳の調和が取れている人

私たちは2つの脳を持っています。
1つは”頭”の脳で、思考するために必要です。
もう1つは”胸”の脳で、を感じるために必要です。
地球では、思考こそが最高だと思われていますが、思考では愛を味わうことはできません。
愛を感じる感情は、思考とは異なるものです。
知性の発達は、情緒の発達と調和を持って進んでいくべきです。
本当のインテリとか賢者とかいうのは、この2つの脳の調和が取れている人のことを言うのです。
 

考えることをやめ、今を感じれば幸せになれる

”頭”の脳はたえず休みなしに何かを考えています。
もう1つの脳、つまり情緒の頭脳が働いていないかぎり、頭は停止できないコンピューターにすぎません。
頭が何も解決すべき問題を抱えていない時は、頭がおかしくなり、しまいには頭に弾丸を打ち込むようなことまで考え出してしまいます。
 
考えることをやめて、今を感じることが大事です。
今を感じること、つまり”知覚する”とは、見えるもの、聞こえるものに、喜びを感じること。
手で触れること、自覚して呼吸すること、嗅ぐこと、味覚を味わうこと。
たった今の現在を満喫することです。
 
起こらなかった問題やこれからもけっして起こりもしない問題を心配して、頭を悩ませて生きていくのを止めて、もっと今という時を楽しむようにするべきです。
もし現実に、何かの問題に直面した時は、それに全力で当たって解決すればいいのです。
そうすれば、ずっと幸せになれます。
 

愛こそが人間の持っている最高の財産

もし、考えることをしなければ、植物と同じです。
しかし、”思考”は人間の持っている最高の財産ではありません。
今という瞬間を楽しむには、楽しんでいるということに気がつくということが必要です。
気がつくということは、”意識”であり、それは”思考”よりも上なのです。
 
しかし、意識できれば、何だって楽しめるわけではありません。
楽しむには、それが好きでなければなりません。
好きということは、1つの”愛”のかたちです。
”愛”があるから、楽しめるし、幸せになれるのです。
 
***
 
”愛”は大切ですね。
すべてのことに対して、”愛”を持って接することは難しいかもしれませんが、物事に対する接し方を見つめなおしてみようと思いました。
続編もあるようですので、読んで、またこちらに投稿しようと思います。ではまた。 
アミ小さな宇宙人 (徳間文庫)

アミ小さな宇宙人 (徳間文庫)