読書録

読んだ本の記録として

「強いコトバ」のつくり方

どうもmodsです。
早速ですが、驚くべきデータを知りました。
世の中の情報量は、10年前に比べ、なんと530倍にもなったそうです。
このような情報が溢れている時代では、個性のない普通のコトバはスルーされてしまいます。
どうすれば、人の感情を動かす「強いコトバ」をつくれるのか。
そのメソッドが、こちらの本に書いてありました。 
伝え方が9割

伝え方が9割

 

 

強いコトバとは、心を動かす「コトバエネルギー」のあるコトバ

強いコトバをつくるのに必要な「コトバエネルギー」はどのように生み出すのでしょうか。
それは、ジェットコースターの原理と同じように、コトバに高低差をつければよいのです。
 
例えば、
「あなたが好き」
より、
「嫌いになりたいのに、あなたが好き」
の方が高低差があり、強いコトバになります。
 
それでは、強いコトバをつくるためのメソッド5つをご紹介します。
 

①サプライズ

「サプライズワード」を付け加えることで、単調なコトバを、インパクトのあるコトバへ変えることができます。
 
プライズワードには、下記のようなものがあります。
「◯◯!」「そうだ、◯◯」「あ、◯◯」「信じられない、◯◯」
 
<実際に使ってみた例>
「そうだ、京都行こう」
「あ、小林製薬
 

②ギャップ法

伝えたいコトバと正反対のコトバを付け加えることで、人の胸を打つ感動的なコトバをつくることができます。
 
<実際に使ってみた例>
「No.1にならなくてもいい、もともと特別なOnly one」
「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!」
 

③赤裸々法

体温を感じさせる「赤裸々ワード」を付け加えることで、イキイキとした生命力あふれるコトバにすることができます。
 
赤裸々ワードには、下記のようなものがあります。
「のどがカラカラ、◯◯」「顔が真っ赤、◯◯」「頭の中が真っ白、◯◯」
 
<実際に使ってみた例>
「のどがカラカラ、感動の映画でした」
「思い出しても顔が真っ赤になるくらい、素敵な夜でした」
 

④リピート法

伝えたいコトバをリピートするだけで、記憶に残る感情のこもったコトバにすることができます。
 
<実際に使ってみた例>
「人民の、人民による、人民のための政治」
「さいた〜さいた〜チューリップのはなが〜♪」
 

⑤クライマックス法

「クライマックスワード」を付け加えることで、聞き手の集中力を高める強いコトバをつくることができます。
 
クライマックスワードには、下記のようなものがあります。
「ここだけの話ですが、◯◯」「これだけは忘れないでください、◯◯」「ワンポイントアドバイスですが、◯◯」
 
<実際に使ってみた例>
「ここだけの話ですが、私には子供がいます」
「これだけは忘れないでください、私には妻がいます」
 
✳︎✳︎✳︎
 
心を動かすコトバはつくれる。
そのことをこの本から学びました。
人の心を動かしたい方、自分の思いを伝えたい方、ぜひこの本を手に取って、読んでみてはいかがでしょうか。