読書録

読んだ本の記録として

ポジティブ思考で幸運体質に

どうもmodsです。
前々からポジティブ思考について興味がありましたので、こちらの本を読んでみました。
この本の中から、ポジティブになるためのアクションをいくつかご紹介します。
 

「私は運がいい」と思い込む

「感情」と「現実」はニワトリと卵のような関係だと著者は言います。
つまり、どちらが先かわからないのです。
「私は運がいい」と思っている人は、実際に運がいいことがたくさん起こり始めます。
逆に「私は運がよくない」と思い込んでいる人は、運がよくないことが起こり始めます。
なぜなら、運がいいと思っている人は、運がいいと思うことばかり発見するからです。
感情や思い込みが現実を引き寄せるので、日々の感情を大切にすることが重要です。
 

幸せな姿をイメージする

眠りたいのに眠れない時があります。
なぜ、そのようなことが起きるかというと、意志の力より想像力が大きいからです。
例えば、「汗を出したい」と思っても汗を出すことはできません。
しかし、苦手なことやトラウマを想像することで、汗ばむことはあります。
「眠りたい」と思うよりも、眠ったときの気持ち良い状況を想像することで、スヤスヤ眠ることができます。
このことから「幸せになりたい」と思うよりも、幸せな姿をイメージすることで、幸せになれると言えます。
 

ポジティブなことに意識を向ける

例えば、自転車で右側に転けそうになった時、「右に転けてはいけない」と思えば思うほど、自転車は右に傾いてしまいます。
逆に、左に立て直すように意識することで、転けそうになるのを回避できます。
なぜこのようなことが起きるかというと、「関心を注いだことが膨らんでいく」という法則があるからです。
これは、関心を強く寄せたものから、それが膨らんでいくというものです。
つまり、ネガティブなことではなく、ポジティブなことに意識を向けることで、自分にとって良い状況を引き寄せられると言えます。
 

ポジティブな言葉を使う

世界的プロゴルファーのタイガー・ウッズは、トップ争いをしている時でも、ライバルのパットを「入れ!」と心の中で言っているそうです。
なぜ、そのようなことをするのでしょうか?
潜在意識には主語がないと言われており、他人を応援することは、自分を応援することになるからです。
自分の声を一番聞いている自分自身です。
つまり、人を褒めたり、応援したり、ポジティブな言葉を使うことは、自分自身をポジティブにすることができると言えます。
 

先に楽しい気持ちになって接する

「楽しい」という感情は、楽しいことが起こってから湧くものです。
楽しいことがなければ、「楽しい」という風にはなれません。
しかし、楽しいことが起こるのを待つのではなく、先に楽しい気持ちで接することが大切です。
まずは「楽しい」って言ってみる。
そうすると、人間の脳は、グーグルの検索エンジンのように、すべての事象の中から「楽しいもの」を検索します。
先に楽しいと思うことで、楽しいことが起きるということです。
 
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この本を読んで思ったことは、ポジティブという感情は、出来事から生み出されるものではなく、自分で作ってしまうということでした。
ポジティブになりたければ、ポジティブな言葉、態度、行動を行う。
そうすることで、自分にとって良い出来事を引き寄せるということが分かりました。
ポジティブ思考になって幸せになりたいと思う人は、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。